


コラーゲンの質の低下によって現れる状態

「肌」を「家」に見立て、肌を支えるコラーゲン線維は、家を支える「床や柱」に、コラーゲン線維の部品となるコラーゲン分子は、床や柱の材料となる「木材」に、それぞれ例えます。
一般的にこれまでは「紫外線を浴び続けた肌」はシワやたるみが生じやすいといわれており、「コラーゲン分子の劣化」が主な要因と考えられていました。これを家に例えると、木材の密度が低くなり、もろくなっている状態です。
今回の新知見は家で例えると「木材」だけの劣化をみるのではなく、床や柱の並び、組み立てに着目することで生まれました。「木材がもろくなっている」だけでなく、「並びが乱れた床や柱」からなる家は全体が変形します。
つまり形状変化(シワ)が生じた皮膚では、コラーゲン分子の劣化やコラーゲン線維の並びがランダムになっている新事実を発見しました。
肌がキレイな状態(シワが少ない状態)を維持するためには、
コラーゲンの質と量を維持する“コラーゲン代謝”が大切です。